礼金ゼロの落とし穴

賃貸マンションを探すにあたって初期費用を抑えたいというのは皆さん同じだと思います。最近は「礼金ゼロ」のマンションも増えてきており、数年前と比べて初期費用を抑えて入居できるケースが増えてきています。では礼金ゼロは礼金のあるマンションと比べてお得なだけなのでしょうか? 実はメリットだけではないのです。

選択肢を狭くしてしまう

まず最初に思い浮かべるのが「選択肢を狭くしてしまう」ということです。これは当然ですよね。礼金ゼロのマンションが増えてきていると言ってもまだまだ礼金1ヶ月以上の情報がほとんど。礼金ゼロだけに絞って探してしまうと選べるマンションの数も少なくなってしまいます。

2つのケースを見極めよ!

実は礼金ゼロのマンションでも2つのケースがあるのです。

①礼金ゼロ+家賃は近隣相場での設定。(相場賃料のまま)

②礼金ゼロ+礼金ゼロにするかわりに家賃が引き上げられている。(相場賃料より高い)

同じ礼金ゼロのマンションでも①と②では全く内容が変わってきます。①の近隣相場の家賃設定のままで礼金ゼロの場合はとてもお得ですが②の礼金ゼロだけどその分、相場賃料より高めに設定されている場合は必ずともお得だとは言えません。場合によっては礼金以上の金額を毎月の家賃で回収されてしまうのです。

ここもチェックせよ!

礼金ゼロのマンションでは「短期解約違約金」が設定されている場合が多く見られます。例えば1年未満で解約する場合は賃料の1ヶ月分の解約違約金が発生するなどのケースです。入居後、1~2年の間にやむを得ない理由によって退去しなければならないケースも想定しておきましょう。折角、礼金ゼロで入居したとしても解約違約金を払わなければならないとなったら実質礼金ゼロではなくなってしまいます。